またまた後輩の芝居ですね。

どうしても先輩目線になってしまうんですが、まぁこうやって感想をアウトプットし続ければ何かまた新しいモノの見方がでてくるでしょう。


学生演劇は小劇場以上にメッセージ性が強いものが多いです。

メッセージが無い方が良いって反発するのも、学生演劇らしいなって思ったり、メッセージ性とは何か?みたいな話になってくるとややこしいので、それは後日。。。

 

今の作品も脚本・演出の個人的な経験にもとづいたものでした。

秋山の前作もその傾向が強よかったです。

まぁ後輩なだけあって、裏事情なんかも知っているわけですが、、、

 

作品自体はセカイ系に近いものを実現できていたような気がします。

(ここではセカイ系を”個人の話がセカイの全てであるかのような物語”として考えます。)

裏事情を知っていると、そのセカイが見えてしまうっていうのが、今回の作品の評価がわかれるポイントだったのだろうと思います。

 

裏事情を知っている人達にとっては、裏事情ありきのおもしろさでした。

では、裏事情を知らない人達にとってはどうなのか。

おそらく、論点はここにあって作品自体にその悩みが見受けられました。

もっと個人的な経験を一般化して描いたほうが、そういう人達にもおもしろくなったであろうし、それができる実力はあったと思います。

でも、それではメッセージから離れてしまう。

 

ここで、なぜセカイ系にしたのか、という事が問題で感情移入の仕方についての拘りがあったのだと思います。

つまり、主人公と客の距離をとった方が裏事情に基づくメッセージも強く発せられたのではないだろうか?という事です。

 

裏事情、裏事情、書いていますが、まぁそんな感じです。

そういう話を知っているような後輩だと難しいですね。